二重に支払っていた基本使用料が一つになる

ガスと電気を併用すれば、それぞれの基本使用料を支払う必要があります。使用量を節約したとしても、基本使用料を減らすことはできません。オール電化にすれば、ガスを契約する必要がなくなるため、当然ガスの基本使用料の請求を受けることもなくなります。支払いが電気の契約分だけになるので、費用の面でのメリットとして機能することになります。

火災リスクが大幅に下がる

ガスを使って料理をすれば火を使用することになります。火を使っている間は目を離さないように心掛けなければいけませんが、急な電話がかかってくることもあります。無下に断れない相手なら、ズルズルと話を続けてしまい火災リスクを高めることに繋がります。オール電化なら、料理の際も電気を使って火を使わないので、急な電話がかかってきても慌てる必要はありません。更にオール電化なら、ガス漏れが起こることもないので、その点でも火災リスクが下がることになります。

災害時もガス併用よりもオール電化の方がリスクが低い

全てが電気で賄われていると停電した場合に何もできなくなると考える人も多いでしょう。確かに停電が起これば、それに伴う負担は大きくなりますが、実際に停電になるのは災害時が多いです。災害が起こればガスも供給が止まってしまうのが普通で、その復旧には電気よりも長く時間がかかる傾向があります。つまり、オール電化なら全てが通常に戻るのが、ガス併用に比べて早くなるということです。更に、復旧が早いことに加えて、ガス漏れが起こらないということが震災時の大きな安心に繋がるという点も魅力です。

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